青田売りとは、まだ完成していない建物などを販売することをいいます。
青田売りは、未完成販売ともいいます。青田売りは、まだ建築工事が完了していない状態で、モデルルームやチラシ、パンフレットなどで販売を行なうことをいいます。
しかし、青田売りは、完成品や実物が見られないため、宅地や建物の販売などにおいて、しばしばトラブルになることもあります。分譲マンションの販売は、ほとんど青田売りです。
そこで、モデルルームでの見たものと完成品が違うなど、トラブルが生じやすい性質とされています。青田売りでは、実物を見ないで購入することになりますから、特に注意が必要となります。
そして、開発許可や建築確認、工事に必要な行政の許可などを受けてからでないと、契約はできないことになっています。
それでも、実物をイメージするになれていない購入者にとっては、これらの情報だけで購入することは難しい面があります。そこで、最近では、購入失敗によるリスクを減らすために、専門家にアドバイスや内覧会検査について同行を求めることが増えています。