コミュニティ道路とは、歩行者の通行を優先した生活道路のことをいいます。
コミュニティ道路は、歩行者専用道路とは異なり、自動車の通行も可能です。ただし歩行者の安全性や快適性を重視するために、自動車の走行速度を抑制するような構造になっています。
コミュニティ道路は、歩道に植栽や花壇、広場などを設けた道路形式です。またコミュニティ道路では、自動車のスピードを抑制させるバンプ(ハンブ)やクランクなどを設けています。
具体的には、車が真っ直ぐに走れないように蛇行させるスラローム、不規則な曲がり角を設けるクランク、自動車通行空間を狭める狭窄、道路を凸型に盛り上げるハンプや路面凹凸舗装などにより、自動車の速度抑制を図っています。