地形とは、土地の形や傾斜などの状態のことをいいます。
地形は、「じがた」と読み、「じぎょう」とも呼ばれます。地形には、整形地と不整形地があります。整形地とは、正方形や長方形に近いもののことをいい、不整形地と呼ばれるものは、三角形やL字型などの形のことをさしていいます。
不動産売買においては、整形地の方が有効的に活用できるため、整形地と不整形地が同じ面積であった場合、整形地のほうが、価格として総合的に高くなります。
また不整形地では、建ぺい率が高くても建物を建設する際、不要な空地ができてしまい、なかなか効率的な土地活用ができません。バランスの悪い建物を計画してしまうなど、土地購入を含む建設費用は高くなってしまうことがあります。
また地形は、固定資産税や相続税についても同じ評価が行われるとされています。