住まい・住宅関連の用語集

　ランドリーパイプとは、浴室内に取り付けられた、洗濯物を干すためのパイプのことをいいます。
　天気が悪い日や外出する際など、屋外に洗濯物を干せない時には便利です。ランドリーパイプは、浴室のサイズに合わせて設置されます。浴室は、天井、壁、床、浴槽、カウンター、水栓金具、化粧鏡、照明、ドア、収納部分などから構成されています。
　種類により、一般的な浴室専用タイプ、シャワーブースのみのシャワールームタイプ、洗面台やトイレと一緒になった洋式バスルームタイプなどがあります。
　また、浴室の一般的な広さは、1坪(182センチメートル×182センチメートル)内に設置可能なサイズの1616サイズ、または1620などがあります。これらは、洗面器浴槽、換気設備などを組み合わせてユニット化したユニットバスがあり、ユニットバスのサイズを表すときによく使いわれます。
　ワンルームなどの賃貸マンションやアパートなどの狭い室内では、ユニットバスにランドリーパイプを設置して洗濯物を干すことが多くあります。
　なお、浴室の天井にはめ込んで、浴室を換気する浴室乾燥機が付いている場合、併用することで効果的な乾燥が行えます。換気だけでなく、ヒーター式である場合には、より効果的とされています。浴室内に温風を流し、衣類乾燥室としても利用できる機種もあります。乾燥機と違い、ランドリーパイプを使用して衣類を吊るしたまま乾かせるため、シワにならないという利点があります。