バルコニー面積とは、建物の外面に張り出している台、バルコニー部分の床面積のことをいいます。
建築基準法では、バルコニーの面積について、「手すりの高さが、1.1メートル以上あり、かつ天井の高さの2分の1以上が開放されているものについては、幅2メートルまでの部分は床面積に算入しない」という基準を設けています。そこで、マンションなどでは、バルコニーの幅や大きさにより、延べ床面積に算入されるものがあります。
たとえば、バルコニー側の間口が広く取れるワイドスパンは、通常のマンションの間口よりも広い、間口7〜8メートル以上の住戸スパンを採用します。またバルコニーの奥行きが広いものを、ワイドバルコニーといいます。通常のバルコニーよりも出幅(奥行き)を広げたバルコニーのことで、通常のバルコニーは1.5メートルですが、ワイドバルコニーの奥行きは、2メートル前後まであります。
建物の外壁から張り出した人が出入りできる部分でもあるため、多くの洗濯物を干すことや、プランターを飾ったり、ガーデンチェアなどを置たりすることができます。