間取りとは、リビング(L)、ダイニング(D)、キッチン(K)や部屋の数などを、数字とアルファベットで表記すことをいいます。
間取りは、2DK、3DKなど、部屋数と広さで分類するために用います。部屋の広さや配置などをわかりやすく確認するための図面として、間取図があります。
間取図は、どのような部屋であるのかについて表す図であるため、特に不動産広告においてよく用いられます。間取図は、平面図などのように詳細な情報を示すような図面ではありませんが、おおよその間取りや状態をわかりやすくしたものです。一般の方が住宅やマンションを購入する際には、これらを把握するためにも役立つものになります。
また、間取図には、方位が設備の配置などが描かれ、必要な部分の情報が簡単に表示されています。それゆえ、間取図は必ずしも厳密な縮尺を用いているわけではありません。また平面情報のみで、立面については表わされてないため、窓などの開口部はわかっても、開口部の高さや空間についてはよくわからないことがあります。
なお、利点として、物件広告に記述された説明を、間取図と併せてみることで、日当たりなどについてわかることがあります。間取り図に写真なども掲載されているとよくわかるようになります。最近では、キッチンやリビング、寝室が連続性したワンフロアーの間取りも多くなり、数字とアルファベットでは表現できない間取りも増えています。わかりにくい部分については、やはり実物を見学することで、確認するべきとされています。