申込金とは、住みたい部屋の大家さんに申込をする際、不動産屋に預ける一定の金銭のことをいいます。
申込にあたって申込金を取らないケースもあり、申込金が一切ない場合もあります。この場合、入居者側からのキャンセルが容易ですが、金銭を預けることにより、意思表示を強化ことになります。家賃一ヶ月程度の金額で預けます。
また、これは、預けてあるだけなので、キャンセルになった場合や入居審査に落ちた場合は全額返済されます。入居審査も通過し契約段階になった場合は手付金として組み込まれることになります。
なお、入居審査とは、貸主が家賃支払い能力や住人としての適性をチェックすることをいいます。入居審査は、法律で定められた審査ではなく、不動産屋が入居の際に行うものです。入居審査は、本人確認の資料(住民票や運転免許証)と連帯保証人の印鑑証明書、および保証人承諾書で、入居審査は通ることになっています。また、本人や連帯保証人の収入証明書を要求する場合もあり、要件を満たさない場合は入居を断ることもあります。物件の案内時に入居希望者の面接も兼ねているそうで、入居審査では、この面接が重要とされています。そこで、外見的に問題を感じる場合には、理由をつけて断わることがあるようです。
いまでは、だれでも入居者できるという不動産業者は少なくなっていますが、必要書類の一部が不足していても入居できることがあるそうです。なお、入居審査では大手になるほど、審査部門を持っていて、勤務先や連帯保証人の確認の連絡が求められることがあります。また、連帯保証人に代わって入居者様の家賃支払いを機関保証会社が保証する入居審査を行う不動産業者もあります。