ブラインドとは、羽根(スラット)の向きを変えて日照を調節したり、外からの視線を遮ることのできる装飾材のことをいいます。
ブラインドは、一般的に窓の開口部の内側に取り付けます。光や風を通しながらも羽根の向きを調節して日除けすることができます。夏は直射日光をカットし、冬は熱の流出を防ぎことができるため、省エネ効果も期待できます。
ブラインドの種類として、水平に組まれた羽根を上下に開閉するタイプのべネシャンブラインド、幅広な羽根を縦に並べて左右に開閉するバーチカルブラインドがあります。その他、巻き上げ式のロールブラインドもあります。
バーチカルブラインドは、布などでできた細い帯状のスラット(羽根)を垂直に並べて取り付け、両側または片側にたたみ込むことができ、高さのある大きな窓などに用いられています。バーチカルブラインドは、主にカーテンのように装飾を兼ねて用いられています。スラットが細い垂直ものは、ルーバーとも呼ばれています。
そこで、ブラインドとは、ベネシャンブラインドなどの羽根が横に水平で並んでいるものをスラットといい、縦に垂直に並んだ羽根をルーバーと区別しています。