住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 加齢配慮とは、高齢になって体の動きが不自由になっても、快適で安全に暮らせるように、居住者に配慮して設計された住宅のことをいいます。
 バリアフリー住宅もその一種となります。加齢配慮の特徴は、段差のない床、車イスでも使いやすいシステムキッチン、トイレや浴室などの室内設備、開きやすくて通りやすい扉や開口部の工夫、手すりの設置など、室内の多くの部分において加齢への配慮が行われている住宅であるといえます。
 また将来、高齢化したとき、必要に応じて手すりなどが設置できるように、壁や床の下地については工夫が施されていることも要件の一つとされています。住宅改良の際には、加齢配慮への対応として、快適で安全に暮らせるように、居住者に配慮したバリアフリー化が必要になっています。

 バリアフリーリフォームを対象としたリフォーム融資制度があります。60歳以上の人を対象に毎月の返済を利息のみとし、元金は後で一括払いするという高齢者向け返済特例制度があります。この制度は、融資申込者が死亡した時は、相続人が支払うか、担保提供の自宅などを処分して返済することになります。

 マンションなどにおいては、2003年のハートビル改正により、バリアフリー化への改築促進が義務化されました。なおハートビル法に規定される優良な建築物には、所得税、法人税の割増償却措置や銀行などの融資制度、建築基準法の特例措置などが受けられる特典が設けられています。


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