防水層とは、建物の屋根などで雨漏りしないために施される設備のことをいいます。
マンションや建物のコンクリート屋根や床、壁などの部分において、水の浸入や流出を防ぐことが目的です。防水層の種類は、アスファルト防水層、シート防水層、塗膜防水層などがあります。
マンションでは、合成繊維にアスファルトを含ませたシートを重ねて防水層をつくる方法が採用されています。マンションでは、防水の方法や使用する建材や仕様により、劣化の進行が違ってきます。また修繕費用に差が生じたり、建物の資産価値も異なってきます。
住宅の購入やマンションの購入を検討する際には、あまり確認することのない屋根防水の工法や仕様についてチェックすることが重要です。また地下室やピットがある建物では、水の浸入を防ぐための防水層工事が必要になることがあります。