劣化対策等級とは、耐震等級や耐火等級などのように住宅の劣化対策の程度を表示した等級のことをいいます。
劣化対策等級とは、住宅に使用された建材の劣化を遅らせるために、どのような対策を行っているのかということを評価し、等級として表示したものです。劣化対策等級は、見た目では分かりにくい部分を判断するため、耐震等級のように、住宅性能表示制度によって等級づけが行われています。
劣化対策等級は、等級1、等級2、等級3で表示され、多様の住宅における劣化対策において比較を容易なものしています。
ここでいう劣化対策とは、木材の湿気対策、シロアリ対策、鉄筋のさび対策などの建物の構造部分の対策、その他、通気換気などの工法上における劣化対策や耐久性の高い建材を使うことなどを指しています。