住まい・住宅関連の用語集

　ローン特約とは、不動産物件を購入するときに、買主が融資を受けることができなかった場合、この売買契約を白紙に戻すことができるという特約のことをいいます。
　この特約が適用されたときには、金融機関との売買契約は、無条件で白紙に戻されます。そして、支払い済みの手付金は全額返還されるという内容になっています。
　この「ローン特約」についての条項を契約書に記載したものを「ローン条項」と呼んでいます。この特約が付けられる売買契約のローン契約とは、金融機関と住宅ローンの借入契約を結ぶ、通称「金銭消費貸借契約」のことをいいます。

　ローン契約は、債権者に対して借入金に相当する引当てとして、財産担保を差し入れたり、債務者が万一のときには、代わって返済を行なう保証人を立てることを条件としています。
　なお住宅ローン契約には、事務手数料が必要です。住宅ローン契約の際において、実印、収入証明書、印鑑証明書、重要事項説明書、不動産売買契約書などが必要となります。