住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 ロックウールとは、製鉄所で副産物として発生する高炉スラグなどを混ぜて作られる人造の鉱物繊維のことをいいます。
 ロックウールは、岩綿とも呼ばれています。
 ロックウールは、玄武岩などを1,500度ほどの熱によって電気炉などで溶解し、圧縮空気や高圧蒸気を吹き付けて線維状にしたものです。
 ロックウールは、細かい繊維の間に空気層がある多孔質の材料で、断熱性、保温性、吸音性、耐火性などに優れています。そこで、ロックウールは、ガラス繊維のグラスウールとともに壁や天井の断熱材や吸音材として使われています。
 ロックウールには、不燃性やリサイクル性が高いという特徴があります。そこでボードやフェルトに加工したりして使うこともあります。
 ロックウールは、アスベストによく似ていますが、アスベストのような有害石綿とは違い、WHOの外部組織、国際がん研究機関(IARC)において、ビニールやポリエチレンなどと同じ発がんレベルの低いグループに分類されています。そこで、ロックウールの使用には特に問題はないようです。


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