住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 高圧線下地とは、高圧電線の下にある土地のことをいいます。
 この高圧線には、6,600ボルトの高圧の電流が流れているため、高圧線下の土地には、建物の高さが規制されていたり、建物の建設が禁止されている場合があります。また電気事業者は、安全確保を図るために、高圧線下の土地の所有者と地役権賃借権を設定したりします。
 このように地役権が設定されている土地では、建物の建設はできません。また高圧線下は、その危険性の高さから厳しい安全基準が設けられています。
 高圧線下地は、地域や周囲から嫌われる存在で、住民にとっては不安感や不快感、嫌悪感を与える施設とされています。嫌悪施設が存在すると、土地の価値を低下させてしまうために、不動産地価によくない影響を及ぼすものとされています。そこで、不動産取引においては、特に注意が払われる事項となっているようです。
 
 嫌悪施設とは、地域や周囲から、その存在について嫌われる施設のことをいいます。
 どのような施設が不快なものであるかについては、その地域性などに関係して一様ではありませんが、一般的に住宅地では、風俗店などの品格を下げるような施設であったり、悪臭や騒音、大気汚染、土壌汚染、地盤沈下など、公害を引き起こしている施設のこをいいます。
 都市計画に基づく用途地域によっては、これらの施設が住宅地に混在することがあります。


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