現地調査とは、分譲マンションや新築一戸建ての購入を検討するために、実際に現地に行って現況を調べることをいいます。
販売会社は、新築物件の周辺についての情報や環境の写真なども掲載した広告やパンフレットを用意しています。それには、まだ完成していない物件の完成予想図が描かれています。また完成予定物件の近くにモデルルームやモデルハウスを設置して案内しています。
モデルルームなどでは、設計図書類も置いていますが、それらをもとに購入者が実物を実感することは困難であるといえます。またマンションでは、青田売りがほとんどです。そのため内覧会まで実物を見ることはできません。そこで、直接現地に行って環境や交通の利便性、電車や徒歩の所要時間、環境などを実感したり、マンションや住宅が建つ場所について見る必要があります。
なお中古物件の多くは実物の中を見ることができます。実際に現地調査して確認することが必要でしょう。現地調査は、購入してから後悔しないためにもぜひ行なうべきとされています。