住まい・住宅関連の用語集

　建築確認番号とは、建築確認審査が行われた後に発行される通知書に記載された番号のことをいいます。
　住宅などの建物を建てる際に一定規模建築や用途にあるものは、建築確認申請による審査を受ける必要があります。建築主は、建設する建物について、建築基準法や消防法などに適合しているかどうか、計画する建物について確認審査を受けなくてはなりません。
　建築確認について、地方自治体の行政機関の建築主事、民間の指定確認検査機関が、建物の敷地、構造、設備、用途などについての適合を確認します。建築確認の審査が終わると、これらの機関から建築確認通知書が交付されます。この建築確認通知書に記載される番号が、建築確認番号です。
　なお建築確認申請とは、建築主が建物を建てる際、その建築計画が建築基準法や消防法などに適合しているかどうか確認審査を受けるための申請のことをいいます。法令に基づいて、ある一定規模以上の市街化区域内の建築物の新築や増改築、移転、用途の変更、あるいは主要構造部の工事を行うような大規模な修繕工事において確認審査が必要となります。
　そこで、建築工事は、この建築確認審査を終えて建築確認通知書が交付されないと工事を行なうことはできません。