住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 液状化とは、地震などで地盤が液状になり、建物を支えられなくなる現象のことをいいます。
 液状化現象といい、液状化は、砂丘地帯、三角州、河川跡地など、地盤が砂地で地下水位の高い地域に発生しやすくなります。また地震が起こったときには、埋立地でよくみられる現象です。液状化で、水や砂は地上に吹き上がり、地盤沈下を起こします。
 埋立地は、川や海に土砂などを盛って人工的に造成した陸地です。埋立地は、河川の浚渫土砂や建設残土、都市ゴミなどで埋め立てられています。都市では、工場用地や住宅地の確保のために、多くの埋立地が造成されてきました。埋立地は比較的に地盤が弱く、砂分の多いところでは地震が起きた場合、液状化現象が起こります。
 たとえば、阪神・淡路大震災では、大規模な液状化現象が発生しています。また液状化した地盤が水平方向に動く側方流動が起こることもあります。湾岸地域の埋め立て地では、地盤の支持力を失うことで建物の基礎は破壊され、海側に建物が倒壊することがあります。


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