売建住宅とは、デベロッパーが宅地を分譲し、契約の際に購入者と建築請負契約を結んで建てる一戸建て住宅のことをいいます。
売建住宅とは建売住宅とは異なり、土地の売買の後で建物を建てることをいい、建物は個別の建築請負となります。つまり、建築条件付土地の上に建てられる住宅は、売建住宅ということになります。
建築条件付土地では、宅地分譲の売買において、特定の建設会社で定めた期間内に請負契約を結び、建物を建設することを条件としています。ただし建築条件付土地による土地購入では、購入者が自由に建物を建てるということについて、施工会社が特定されているため、自由度が制限されています。また工法などはその施工会社によって限定されている場合があります。
建築条件付土地売買による契約については、一定の条件を満たしている場合、建築条件付き土地として設定することができるとしています。
1、土地の売買契約後一定期間内(概ね3ヶ月程度)に建築請負契約を締結すること、
2、建築請負会社は土地の売主または売主が指定する業者であること、
3、建築請負契約が成立しない場合は、土地の売買契約を白紙に戻し、預かり金などを全て返還すること、
の3点です。