内覧会とは、「建物検査」「顧客検査」ともいわれ、住宅などでは施主、マンションでは購入者による検査のことをいいます。
内覧会は、施工から引き渡しの間に行われ、工事現場において現場監督とともに工事の結果をチェックします。この時、設備機器等の説明も受けます。
内覧会で不具合が見つかった場合には、補修工事を行なってくれます。そして、再び購入者は、補修後の内覧会や確認検査を行います。
内覧会検査において、不具合を見つけた場合には、業者に対して補修交渉を行なわなければなりませんが、、簡単に済まされてしまうこともあります。また工事中に起こった不具合や瑕疵などが隠されていたりすることもあります。入居後に見つかった問題については対応が難しくなります。
このようにマンション購入においては、一般購入者において負担やリスクがあるため、最近では、建築士やマンションに詳しい専門家を呼んで内覧会に同行してもらうことが多くなっています。
問題の放置は、後々購入者に補修費用の責任が転嫁されてしまいます。トラブルを防止するためにも十分な知識をもって検査を行なう必要があります。