出窓とは、外壁の中心線よりも外に突き出した窓のことをいいます。
張り出し部分により、弓形のものはボウウィンドウ、台形のものをベイウィンドウと呼んでいます。
出窓は、室内を広く見せたり、インテリア性を高めるためにつくられています。通常の窓よりも見晴らしや景観もよくなり、採光も取りやすくなります。また出窓の台の上には、鉢を置いたり、飾り物を置くなどをして、住空間を楽しむことができます。出窓は、木造住宅や比較的に狭いワンルームマンションやアパートなどで使用されることが多くあります。
建築基準法には、出窓についての規定があります。外壁から外側に出る部分の長さが50センチを超えると、床面積に算入しなければならないということになっています。そこで、床面積を効率的に利用するために、出窓は50センチ以下で設置されることがあります。