突き板とは、薄くスライスした天然木を合板に張りつけた化粧板の一種のことをいいます。
突き板は、合板素材に化粧張りに用いられる板などの素材のことです。突き板は、厚さ0.2〜0.9ミリメートルの天然木をスライスしたものを、素材に接着させ、その上を塗装などで仕上げます。
突き板には、天然木の味わいがあり、品質は高めで化粧板の中でもグレードの高いものに仕上がります。突き板の特徴は、無垢材よりも安価で、反りやヒビ割れが起きにくいという利点があります。
突き板は、スライスした板が厚いほど高くなります。また突き板は、フローリングや室内ドア、キッチンキャビネット、家具などにも使われています。
なお、1ミリメートル以上にスライスしたベニア(単板)のものは、挽板と呼ばれています。