テラスハウスとは、専用庭をもつ2階建ての連続した住宅のことをいいます。
テラスハウスは、各戸がテラスと専用庭をもつことから、名づけらています。テラスハウスは、基本的に戸建て住宅ですが、この場合、3階建ても含みます。またテラスハウスとは、隣家と壁を共用して連続するため、連棟建てや長屋建てともいわれています。テラスハウスには、団地型や賃貸用テラスハウスがあります。連棟式のものは、タウンハウスといいます。
タウンハウス場合、タウンハウスとテラスハウスは、ほぼ同義語で使われていますが、敷地が独立しているときには、テラスハウスと呼ばれ、敷地を共有している場合には、タウンハウスと呼びます。
連続建ての住宅は、郊外型の低層集合住宅として多く見られます。タウンハウスは、低層の長屋形式の集合住宅のことで、マンションと同じく管理組合が結成され、管理運営や共有部分の維持管理などが行われています。そこで連続建て住宅は、土地を有効に活用することができることから、一区分所有者あたりの土地費用負担を抑制できます。また共有土地が確保できることにより、コミュニティに必要な様々な共有施設について設置することができます。
ただし、連続建ての住宅では、一戸建て住宅に比べて経済的ですが、壁を共有するため、隣の音が響きやすいという難点もあります。