難燃材料とは、難燃合板、難燃繊維板、難燃プラスチック板などの燃えにくい建築材料のことで、難燃処理加工を施した防火性能試験に合格した合板のことをいいます。
建築基準法によると、難燃材料とは、火災による加熱が始まって5分間は、燃焼したり、変形しないことや、また有毒ガス、煙が発生しないことを条件としています。
難燃材料は、燃えやすい素材に、難燃剤などを添加して、製造されたものをいいます。そこで、その素材自身が、燃えにくい性質の不燃材料や準不燃材料とは異なるものです。
また、近年、難燃剤などの化学物質が健康に与える影響も指摘されています。それで、現在、禁止されている化学物質は、使用できなくなっています。