住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 落とし込み式浴槽とは、浴室の床面に埋め込んだ浴槽のことで、またぎを低くした浴槽のことをいいます。
 落とし込み式浴槽は、埋め込み式浴槽とも呼んでいます。床面から浴槽の縁までの立ち上がりは、35センチメートルから45センチメートルで、この浴槽は、またぎやすく、入りやすいことを特徴としています。また、これは、洋式の浴槽よりも低いタイプとなります。
 ユニバーサルデザインとして高齢福祉に対応した形式の浴槽で、近年、新築家屋やマンションなどで採用するケースが増えています。また、リフォームの際に変更して採用することが多くなっています。
 なお、浴槽とは、浴室の中で、お湯を溜めておく水槽の部分をいい、バスタブともいいます。浴室には、シャワールームタイプやバスルームタイプなど種類はいろいろとあります。保温性能をより高めた魔法びんタイプの浴槽もあります。
 浴槽の素材は、FRP樹脂や人造大理石がほとんどですが、木製、ステンレス、ホーローなどもあります。和式の浴槽は、深さ60センチメートルほどで、膝を折って入ると肩までつかることのできるものがあります。洋式は45センチメートルくらいの深さで、浅く細長く、仰向けに近い姿勢で入浴するタイプです。さらに深さの55センチメートル程度の中間的な「和洋折衷式」があります。
 なお、浴槽に入れたお湯が冷めたり、お湯の量が減ったりすると、もう一度沸かすことができる「フルオートバス」という浴槽があります。これは、浴槽のお湯の量や温度に変化があると、一定時間の間、設定した湯量や湯温まで自動的にお湯を足して、追い焚きをしてくれる機能です。また手動で行なうものは「セミオートバス」といいます。
 「オートバス」は浴槽以外のキッチンなどから操作できるシステムです。最近では、インターホンがついたものがあり、お風呂の中と外で会話できるものがあります。


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