住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 切土とは、傾斜地などを造成する際に、土を切り出して平らな敷地を造成することをいいます。
 宅地造成では、宅地として利用できるように、道路や上下水道などのインフラが整備されます。大規模な宅地造成では、公共施設が計画的に整備され、ニュータウンを形成することがあります。
 造成方法には、土地を削って造成する「切土」、土を盛って造成する「盛土」、その両方を同時に行うことがあります。一定規模の宅地造成では、切土で出た土を盛土に使うことが多くあります。
 住環境整備では、切土されることが多くあり、切土は、盛土に対して、地面を削るだけなので、強度は維持されていますが、切土でできた斜面や崖などの崩壊を防ぐ必要があります。これは造成地などの盛土においても必要な処置であり、コンクリートやブロック、石などで擁壁が設置されることになります。
 ただし斜面の土に水分が多くなると、圧力が上がり、擁壁が崩壊してしまいます。そのため、自然地形、宅地造成などで山の斜面などを切り取った切土法面、土を盛ってできた新たな斜面、地盤の弱い敷地、擁壁などで補強する水分量が多い土地などでは、軟弱化するために水はけの水抜きが設置されます。水抜き穴は、敷地内にしみ込んだ雨水を抜くために設置が義務づけられています。


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