ワイドバルコニーとは、通常のバルコニーよりも出幅を広げたバルコニーのことをいいます。
通常のバルコニーは、一般的に1.5メートルほどの奥行き、出幅がありますが、ワイドバルコニー場合は、その出幅を2メートル前後まで広げたものです。
バルコニーとは、建物の外壁から張り出した人が出入りできる部分のことをいいます。ワイドバルコニーでは、洗濯物を干すことができたり、プランターを飾ったり、ガーデンチェアなどを置たり、さらにリビングにつなげると快適な空間を演出することができます。
なおバルコニーとは、屋根のない手すり付きの外部に開放された台のことをいい、マンションでは、1階に作られた屋根のあるものについてはベランダ、2階以上に作られた屋根のないものをバルコニーと呼びます。しかし、どのように呼ぶのかについては厳密には決まっていないようです。
バルコニーは、消防法、建築基準法で避難設備として設置されている場合がほとんどです。そこで、緊急時の避難通路の妨げになるようなものを置いたりすることはできません。またマンションにおいては、バルコニーは個人使用することができますが、バルコニーは共用部分であるため、管理規約に使用規定を定めています。そこで、マンションのバルコニーは改造したりすることはできません。
傾斜にあるマンションや集合住宅では、自由な建物配置からバルコニーに類する各戸にテラスや広いバルコニーが設置されています。