ワーカビリティとは、まだ固まっていないモルタルやコンクリートの作業性についての難易度を示す用語のことをいいます。
またワーカビリティは、「施工軟度」ともいわれ、生コンの打ち込みやすさを表しています。これは、スランプ値で表されるのが普通で、軟らかいコンクリートほどワーカビリティが高いものとされています。スランプの値が大きいほどコンクリートは軟らかくなります。
ワーカビリティは、水分量の多さやコンクリートの流動性、そしてコンクリートの粘り、材料分離への抵抗性など要素が関係するために、経験的な面も必要になるとされています。
なお、打ち込み作業の難易度だけを表すときは「プレーサビリティ」といいます。