CP錠認定制度とは、「優良住宅用開きとびら錠等の型式認定制度」の略称で、住宅の出入口の開き戸に付けられる錠前のうち、防犯性の高いものを公的に認定する制度のことをいいます。
警察庁の外郭団体である財団法人全国防犯協会連合会が、彫り込み錠、面付け錠の基本性能、耐破壊性能、耐ピッキング性能などを評価し、2000年から有効期間は3年で認定を行なっている制度です。
ただし2004年、錠前の他、ドア・窓ガラス・サッシなども加えた「防犯性の高い建物部品」が公開されたことにより、制度は廃止になり、代わって、防犯性能の高い建物部品につけられるCPマーク制度がはじまっています。
CPマークは、警察庁、国土交通省、経済産業省と民間関係団体で構成される「官民合同会議」が行う厳しい試験にパスした住宅などの侵入に5分以上耐えられると評価された防犯性能の高い建物部品に対して与えられるものです。
鍵、玄関ドア、サッシ、ガラス、面格子など、「防犯性能の高い建物部品目録」として17種類の部品、3,611品目(2007年8月31日現在)をホームページで公開しています。