住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 区分所有法とは、「建物の区分所有等に関する法律」の略称で、権利関係や管理に関する規定をまとめた基本法のことをいいます。
 区分所有法とは、マンションで円滑な共同生活を送るためや住人の財産を守るために制定された法律です。そこで、区分所有法とはマンション法ともいわれています。
 区分所有法には、区分所有権、専有部分、共用部分、敷地利用権の定義や義務、権利関係、規約や集会の方法、管理組合法人や復旧や建て替えに関すること、その他、義務違反者に対する罰則などについて規定しています。
 区分所有法に基づいて、マンションの具体的なルールは、管理規約で決められています。管理規約とは、マンションの管理や使用に関して、区分所有者の間で決めた規則のことをいいます。管理規約には、共有部分や専有部分の範囲、持分割合、管理、管理組合、理事会、会計などを定めています。
 管理規約は、マンションの憲法ともいわれています。管理規約の変更手続きには、議決権総数の4分の3以上の議決が必要です。
 なお、区分所有法は、2002年改正において、住人および議決権の各5分の4以上の多数決で建替えの決議ができるようになりました。


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