住まい・住宅関連の用語集

　等価交換方式とは、土地所有者とデベロッパーが共同事業者となって、オーナーは土地を提供し、デベロッパーは建物を建て、それぞれの出資比率に応じて土地建物を取得することをいいます。
　オーナーの土地持分の一部と、デベロッパーの建物区分所有権の一部を等価で交換することで、デベロッパーは用地取得のための資金やリスクを軽減し、土地所有者は資金負担なしで建物を取得できます。
　なお、等価交換マンションとは、等価交換方式で建てられたマンションのことをいいます。等価交換マンションでは、土地オーナーが土地を提供し、デベロッパーによって建設された後に、元の地主が複数の住戸を所有します。
　そこで、その所有分について所有権を持ったまま賃貸経営をしていることがあります。マンションには、分譲と賃貸が混在することになりますが、比較的小規模なマンションが多く、地主によっては維持管理や管理運営に大きく影響します。管理品質については、管理意識の高い地主の場合、建物は良好に維持されているようです。