電車所要時間とは、現に利用できる電車を利用したときの所要時間のことをいいます。
不動産公正取引協議会の表示規約のルールでは、特定の時期、時間のみに運行する時は、その内容を明らかにすることとされています。
乗り換え時間を含まない日中、平常時の運行時間が表示し、運行本数が極端に少ない場合や乗り換えが必要な場合、通勤時と平常時の所要時間が著しく異なる場合などでは、それぞれについて明記することを定めています。特に利用する便の種類、特急や急行等などに関して、その明記が定められています。
なお、表示規約とは、「不動産の表示に関する公正競争規約」の略称のことで、不動産広告を出すときのルールのことをいいます。たとえば、表示規約には青田売りの場合、建築確認が下りる前に広告を出すこと、交通、所在、面積、環境、価格などの詳細な表示基準、不当表示の禁止などを定めています。
表示規約は、業界の自主規制ですが、違反をすると不動産公正取引協議会から警告や違約金などが課せられるようになっています。
2000年6月には、時代に合わせてインターネット上の項目などを盛り込むように改訂されています。