ローコスト住宅とは、住宅の生産工程において無駄を省いて、安価に家を建てることをいいます。
具体的にローコストは、一定の住宅水準について確保しながら建築単価を可能なかぎり切り下げて設計する住宅のことをいいます。建築材料は、大量生産されるものを使うことで、コストを抑えて、均一で安定したものを使い、効率的な工法によって効果を上げます。たとえば、プランニングや価格、仕様まですべてパックとなった規格型住宅やログハウスや輸入住宅は、ローコスト住宅の一種とされています。
輸入住宅とは、海外の設計思想と主な部材を輸入して建築する住宅のことをいいます。輸入住宅の定義のあいまいとなっていますが、在来工法の木造住宅やプレハブ住宅以外のものをさしていうことがあります。輸入住宅は、ハーフティンバー様式や南欧風のものや外観から輸入住宅と呼ぶもの、ツーバイフォー(2×4)工法によって建設された住宅などのことを呼ぶことがあります。
このように部材モジュールや内外装、生活様式も含めて輸入したものを輸入住宅と呼んでいます、部材モジュールや内外装プランや外観デザインを日本風にアレンジされながら、生産工程において無駄を省きます。
またログハウスとは、丸太を水平方向に積み上げて造った家のことをいいます。ログハウスは、丸太を積み上げて壁とする建物で、正確には、丸太組み工法によって建てられた建物とをいいます。ログハウスのログとは、丸太のことをいい、自然との調和がよく、カナダ、アメリカで多く見られる建物です。丸太を組み以外に角材(角ログ)を使用するものもあります。ログハウスは、湿度の調整に優れ、また木の断熱性の高さから夏は涼しくて、冬は温かいという特徴があります。
最近のログハウスには、キットになっているものもあり、素人でも組み立てができるそうです。またコテージやログキャビンもログハウスに同種としています。