住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 遺言執行者とは、遺言の内容にしたがって、その権利を法的に実行する人のことをいいます。
 遺言において、遺言執行者の指定がない場合、家庭裁判所が相続人や受遺者などの利害関係人を選任します。指定された遺言執行者は、相続人の代理人として、相続財産の管理や遺言の内容にかかわる一切の権利と義務を持つことになります。遺言執行者の役割として、相続財産の目録をつくって相続人に交付したり、遺贈された財産の所有権移転登記の手続きを行なうこともあります。
 所有権移転登記とは、売買や贈与、相続などによって、土地や建物の所有権が移転したときに行う登記のことです。売買での所有権移転登記を申請するには、売主と買主連名の登記申請書を提出します。所有権移転登記の添付書類は、売買契約書の写し、権利証(登記済証)、売主の印鑑証明書、買主の住所証明書、司法書士への委任状などが必要となります。また、相続の場合には、戸籍謄本や遺産分割協議書が必要となります。そこで、所有権移転登記は、所有権、抵当権などの権利が移転したときに行なわれる移転登記の一つです。
 移転の原因として、売買、贈与、相続などがあります。移転登記は、登記できるすべての権利についてなされます。所有権の移転登記は主登記で行なわれ、その他の権利は附記登記で行なわれます。
 なお、地役権のような権利は、所有者とともに移転しますので、移転登記は不要となります。


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