パーティクルボードとは、particle boardを略してPBといい、木材の小片を成形した板のことをいいます。
パーティクルボードは、木材を細かく削った小片や粉砕した小片を原料として、接着剤を使って熱圧成形した板のことで、長さ1〜2センチメートル、内側に厚さ0.5ミリメートルの砕片、表層には、0.2ミリメートル程度の微細粉を用いています。また間伐材や合板の廃材などを原料としたパーティクルボードは、「チップ・ボード」「削片板」と呼ばれています。
パーティクルボードには、両面に単板を張ったもの、成形したままの素地状のもの、合成樹脂シートやフィルム、コート紙などを張った化粧タイプのものがあります。パーティクルボードには、成形した素地の状態で研磨がある素地のパーティクルボードや化粧単板や合成樹脂シート、フィルム、コート紙などを接着した化粧パーティクルボードがあります。