住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 SPC法とは、「資産の流動化に関する法律」のことで、特定目的会社や特定目的信託を用いて資産を流動化するための仕組みを定めた法律のことをいいます。
 SPC法は、資産の有効的な活用や多様な金融商品の開発において重要な役割と、一般投資を容易するために、各種の証券の購入者等の保護を図ることを目的とした法律となっています。2001年の改正では、すべて財産権を対象として資産の流動化が可能となっています。特定目的会社や特定目的信託を用いて資産の流動化を行う制度を確立させることで、資産の流動化が適正に行われることを確保しています。
 なおSPCとは、Special Purpose Companyの略称で、特定の資産を裏付けとした有価証券を発行するためだけに設立された特定目的会社のことをいいます。SPCは、不動産証券化のために活用される一種のペーパーカンパニーことで、SPVのひとつとされています。商法上の株式会社や有限会社のSPCを「特別目的会社」とし、資産流動化法上のSPCを「特定目的会社(TMK)」と区別して表記する場合があります。
 またSPVとは、不動産などの資産を裏付けに証券を発行するための組織のことをいい、(Special Purpose Vehicle)の略称です。SPVは特別目的事業体のことをいい、「投資ヴィークル」「証券発行専門体」ともいわれています。SPVは、証券化の対象になる資産を法人から独立させることで、法人と投資家への二重課税を回避する役割を果たしています。SPVには、SPCのほか、匿名組合、パートナーシップ、投資信託などがあります。


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