リ・ユース住宅とは、旧住宅金融公庫が、中古住宅のことを新しく言い換えた住宅のことをいいます。
リ・ユースとは、いらなくなったものを捨てるのではなく、洗ったり、修理したりして再利用することで、一度使った資材が不要なった段階で、洗浄や清掃して再利用することをいいます。
住宅金融公庫は平成14年に「中古住宅購入融資」を「リ・ユース住宅購入融資」に、「優良中古」は「リ・ユースプラス」に名称を変更しています。ただし名称を変えただけで、その身は変わりません。この用語を使用するのは、公庫だけとなっています。
リ・ユース住宅について、築2年を越えた中古マンションや一戸建て中古住宅において、「リ・ユース住宅適合証明書」の交付を受けたものは、「リ・ユース住宅購入融資」が利用できます。
なお2007年の住宅金融支援機構への移行によって、住宅金融支援機構は、公庫からの移行後の経過措置として、一部の融資で名称を引き継ぎましたが、融資の対象は住宅債券(つみたてくん)または住宅積立郵便貯金の積立者に限定されることになっています。