住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

トップページ > 住宅ローン利子の所得控除制度

 住宅ローン利子の所得控除制度とは、住宅ローンの利子を社会保険料などと同様に所得から控除できる制度のことをいいます。
 この制度は、古くからアメリカなどで実績のある減税制度です。確定申告において、住宅ローンの利子を控除することができる制度で、この制度では、課税所得金額を引下げることができ、結果的に納税額を低くすることになります。
 日本の住宅ローン控除は、新たに住宅を取得すると、一定期限内しか優遇を受けられませんが、この制度ではローン残高があるかぎり、控除を受けつづけられます。そこで、ローン残高が増えるほど、ローン返済負担軽減と減税効果があり、高額物件取得や二件目の買増しに促進効果があるとされています。「21世紀型恒久税制」として、社団法人住宅生産団体連合会などが住宅ローン利子の所得控除制度を提案しています。
 なお現在の住宅ローン控除とは、住宅ローンを借りて、新築や増改築をした場合、確定申告によって所得税が戻ってくる制度であり、マイホームの取得や改修によって住宅ローンを利用した場合、借入金の年末ローン残高に応じて、一定期間一定の所得税や住民税が控除されます。控除可能額は居住した年によって変わりますが、控除される金額については、支払った所得税額が上限とされています。
 住宅ローン控除の主な条件は、返済期間10年以上の住宅ローンを借りていること、床面積50平方メートル以上で、主として居住用の住宅であること、控除を受ける年の所得が3,000万円以下であることとなっています。


学生向け賃貸情報ならこのサイト! 学生の部屋探しは専門サイトで見つけよう! 学生の部屋探しは専門サイトで見つけよう! 学生マンション 学生会館 下宿 学生寮