住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 共同建て住宅とは、2戸以上の住宅が廊下、階段、広間などを共用する建て方の住宅のことをいいます。
 共同建て住宅とは、集合住宅ともいい、共用する面積については問われていませんが、木造または軽量鉄骨造で2階建て以下のものをアパート、鉄筋コンクリート造などで3階建て以上のものはマンションと呼んでいます。共同建て住宅は、都市などで土地の有効利用のために建てられます。最近では、共用施設の充実のために、空地や共用空間を確保した物件も増えています。
 なお共同建て住宅は、床面積30平メートル以上で、「フラット35」の融資対象となります。フラット35とは、公的融資と民間融資の中間的なもので、長期固定金利の住宅ローンのことをいいます。フラット35は、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して行なう金利変動がない住宅ローンです。フラット35のメリットは、長期返済計画が可能で、住宅ローンにおいて必要な保証料が不要となります。また繰上げ返済手数料も無料です。
 フラット35では、融資対象になる住宅には最低床面積や建設技術などに条件があります。住宅金融支援機構が独自に設けた技術基準によって、物件検査を実施しているために品質に対する安心感があるとされています。
 フラット35には、保証型と買取型があります。買取型は、民間金融機関が扱う住宅ローン債権を機構が買い取り、信託したうえで、それを担保としたMBS(資産担保証券)を発行するものをいいます。債権者は機構に移り、金融機関はローン返済の窓口となります。
 保証型とは、民間金融機関の扱う住宅ローンに機構が住宅融資保険を付けて、それを担保として発行された債権などに関わる元利払いを保証するものです。金融機関自身が債権者に止まって証券化業務を行なうため、融資条件の自由度が高くなります。なお万一のときのために、ローン残債が無くなる機構団信制度もあります。さらに金利が優遇されるフラット35S(優良住宅取得支援制度)などがあります。


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