住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

トップページ > 仮枠

 仮枠とは、コンクリートを打ち込むための枠組みのことをいいます。
 仮枠は、設計上、コンクリートが必要な強度になるまで支持する型枠のことで、コンクリートを流し入れてから、大きな重圧によるたわみを生じないよう支える役割をします。コンクリートは、打ち込んでから5日程度養生して、仮枠を取りはずします。仮枠の材料として、主に仮枠用合板が用いられますが、最近では、ステンレス製やアルミ製、プラスチック製のものが使われています。
 また、コンクリート打設のために型枠として用いる合板には、表面に塗装をしたタイプと無処理のものがあり、ラワン材などが主な材料となります。特にコンパネは、構造用合板よりも強度は低いために、住宅の内装下地材としては使用されない合板です。JAS規格のホルムアルデヒド放散等級の規格外が多く、型枠としては数回しか転用できないため、使い捨てるというイメージが強くあります。
 なお、仮枠には、コンクリートが固まった後も外さない「仕上げ兼用の型枠」もあります。


学生向け賃貸情報ならこのサイト! 学生の部屋探しは専門サイトで見つけよう! 学生の部屋探しは専門サイトで見つけよう! 学生マンション 学生会館 下宿 学生寮