住まい・住宅関連の用語集

　信用保証会社とは、住宅ローンの借主が返済できなくなった場合、金融機関に返済を肩代わりする会社のことをいいます。
　これは、借主が保証人を見つけることができない場合に、信用保証会社と委託契約を結んで、保証を得ることができることをいいます。ただし、信用保証会社では、一定の保証料を支払う必要があります。保証会社の保証を受けることを融資条件にする金融機関も多くあります。
　なお、発生する債務については保証会社に返済することになり、返済義務がなくなるわけではありません。また金融機関から住宅ローンを借りるときに、保証料を払うことで保証人になってもらう保証会社があります。親族などを「連帯保証人」にする代わりに、専門の保証会社を利用することをいいます。
　契約保証会社には、金融機関が指定の保証会社があり、この場合でも保証会社と保証契約が結べることを融資の条件としていることがあります。また、保証会社利用の場合の保証料は、融資金額や金融機関によって異なっています。保証会社は、借りた人が返済できなくなった場合、代わってローンを銀行に返済してくれます。これを代理返済といい、債権が保証会社に移って、保証会社から借りた人に支払請求が行なわれます。
　ただし、支払が困難な場合には、法的手続きにより競売などで自宅を売却して弁済しなければならないことがあります。