ドアチェーンとは、玄関ドアの内側から、戸締まりとして使う鎖状(チェーン)の留め金のことをいいます。
ドアチェーンは、「チェーン・ドア・ファスナー(chain door fastener)」「鎖錠」「用心鎖」ともいわれています。ドアがチェーンによって長さ10センチメートル程度しか開かないことから、安全に話をすることができるようになります。
また、人の出入りができない状態になるので、ドアスコープのように来訪者を確認したり、強引な侵入を防ぐ防犯上の効果があります。ドアチェーンでは、開くドアの幅はチェーンの長さ分で、小型の荷物なら受け取ることができます。
ただし、ワイヤーカッターなどで切ることも可能であり、チェーンのみでは防犯性が低いものとされています。そこで、チェーンよりも防犯性の高い、鋼製のアームを使ったドアガードを用いるようにしています。
さらに、最近のマンションでは、より安全性を高めるために、カメラ付きのインターホンとドアチェーンを使うことが多くなっています。