定期借地権住宅とは、定期借地権付の建物のことをいいます。
定期借地権住宅には、定期借地権付きの建売住宅と、定期借地権の土地を建築条件付で注文建築として分譲した新築一戸建を建てる場合があります。
一戸建て住宅の場合では、契約期間50年前後の一般定期借地権が多くあります。一時金については保証金のタイプが中心で、一時金を含めた金額は、所有権分譲の場合の4〜5割程度となっています。所有権分譲に比べて、同じレベルの価格帯なら建物のグレードは高めになっているそうです。
また、定期借地権付の分譲マンションのことは定借マンションといいます。定借マンションでは、土地所有権の場合に比べて販売価格が3〜4割程度安くなります。
しかし、1か月あたり1万〜2万円程度の地代を支払う必要があります。
なお、建物価格以外に払う一時金は、マンションでは保証金の場合と権利金の場合があり、その相場は、数十万円から1,000万円以内となっています。