住まい・住宅関連の用語集

　不動産流通近代化センターとは、不動産業の近代化推進を目的に設立された財団法人のことをいいます。
　不動産流通近代化センターは、国と業者の橋渡し的な役割にあり、業界の健全化や不動産業者の指導、育成、法改正などの情報の提供を行なったりします。具体的な業務として、宅建試験合格者のための登録実務講習や不動産コンサルティング技能試験の実施など、業界の人材養成に関する事業、中小不動産会社の協業化のための債務保証、利子助成などのサポート事業、レインズ開発など、不動産流通市場の整備に対する支援となっています。また不動産流通近代化センターが実施している「不動産コンサルティング技能試験・登録制度」があります。
　不動産コンサルティング技能登録者とは、財団法人によって認定される資格のことをいい、この試験は、宅地建物取引主任者と不動産鑑定士の資格者を対象にして年1回行われるもので、この試験のよる合格者は、不動産に関して5年以上の実務経験を積むと、登録について申請することができます。登録者は、登録者は名簿に掲載されて一般に公開、閲覧されることになります。
　不動産コンサルティング技能登録者は、不動産特定共同事業法における業務管理者および不動産投資顧問業登録規程の登録申請者等の資格要件のひとつともなります。