フリールームとは、納戸やサービスルームのことをいいます。
フリールームとは、衣類や調度品を収納する部屋のことです。人が中に入って歩き回ることができる程度の大きさにあり、他の居室同様、床面には段差がなく、通常はフラットになっています。そのため、押入れとは区別されます。
建築基準法では、居室について、日常、家族が多く居る部屋、居間、茶の間、居住、集会、娯楽などのために使用する部屋と定義しています。また居室については、天井高、採光、換気について建築基準法第2条4号で規定しています。つまり、フリールームの多くは、窓が設置されていないため、居室とは認められません。
フリールームとは、納戸と同じく、これらの建築基準法上の採光や換気の基準を満たしていない部屋のこということになります。
なお、フリールームは、間取り図などでは、「S」や「N」と略されて表記されることがあります。