住まい・住宅関連の用語集

　学校選択制とは、公立小中学校において、学区外で選択できる制度のことをいいます。
　以前は、地域ごとに学区制になっていましたが、学校選択制を導入は、全国各地で採用が進んでいます。学校選択制の導入理由として、公立学校での学力低下や不登校問題などが上げられています。実際に「家庭の事情やいじめ、不登校」を理由として、学区外選択が行なわれています。
　学校選択制の導入率は、全国の小学校で8.8パーセント、検討が5.8パーセント、中学校で11.1パーセント、検討が9.5パーセントがとなっています（2004年文部科学省の調査）。
　なお、住宅建設や建物購入では、転校が必要になることがあり、都市計画の用途地域の関係により、近くに学校がないこともあります。その環境の関係やさまざまな諸事情によって、学校選択制を活用する必要性は高まっています。