住まい・住宅関連の用語集

　省エネラベリング制度とは、省エネ性能を表示させる制度のことをいいます。
　省エネラベリング制度は、家電製品やガス石油機器などの2000年にJIS規格として導入された表示制度です。省エネラベリング制度の対象製品は、エアコン、冷蔵庫、電子レンジなどとなっています。製品の省エネ性能を分かりやすく表示することによって、消費者の選択基準に役立てようとしたもので、家電メーカーなどが取り入れています。エネルギー基準の達成率を表示した製品には、省エネラベルが製品カタログなどに表示されます。ただし、この表示は任意となっています。
　なお、省エネラベルとは、家電製品が省エネルギー基準をどのくらい達成しているのかについて示すマークのことで、省エネラベルは、「eマーク」と呼ばれ、省エネルギー基準の目標値に対する達成率が100％以上の場合には緑色、100％未満の場合は未達成としてオレンジ色で表示されます。また、年間消費電力量は数値が小さいほど、またエネルギー消費効率は数値が大きいほど、電気代は安くなることを表します。
　省エネルギー基準の目標値に対する達成率、目標年度、エネルギー消費効率、年間消費電力量が製品ごとに定められ、「省エネ性マーク」が記載されています。