親子ドアとは、幅の違う大小の開き戸を組み合わせたドアのことをいいます。
親子ドアは、観音開きのドアで、大小のサイズがありますが、小さい扉のほうは固定して、通常は大型の扉だけを利用します。小さいほうは、鍵をかけて開かないようにし、ストッパーなどで止めています。大小のドアを広げて使うと、ソファーやベット、机といった大型家具の搬入や大型家電の出し入れや引っ越しなどのことには便利なものとなります。このように通常の扉では通り抜けられないものを通すことができます。
また、親子ドアは、高級感があるため、住宅などで用いられてきましたが、最近、マンションなどの集合住宅においては、バリアフリー化の配慮もあって廊下幅が広がったことから、それに対応して親子ドアを用いるようになっています。
なお、洋風扉などは、玄関やリビングの出入り口などで用いられています。