ロングライフ住宅とは、長寿命な住宅のことをいいます。
ロングライフ住宅は、主に耐久性がある建物のことをいい、さらに耐火性や耐震性などの基本的な性能や高い快適性、ゆとりや豊かさが感じられる空間を持つ住宅のことをいいます。
また、50年以上の長期間維持できるリフォームやメンテナンスへの対応を満たした住宅のことを呼んでいます。
なお、住宅などの建物の耐久性とは、建築物の構造材や外壁、内装、基礎、設備などが、外部からの影響に対して、どれだけ長く抵抗できるかという性能について示すことをいいます。この場合、物理的または化学的に、どれだけ長くもつことができるのかという、材料劣化に対する抵抗のことをいいます。材料を劣化させないためには、劣化に対して強い材料を使用することが望まれています。
また、耐久性は、建物のメンテナンスや修繕の方法にも関係しています。このように耐久性とは、維持管理面だけではなく、用いられる素材や使用の仕方によっても変わってきます。
耐久性は、建築各部の施工精度によって左右されることもあります。このように耐久性は、物理的な要因、構造的な要因のほか、人為的な問題が関係しています。