アスファルト防水とは、主に六屋根と呼ばれる平らな屋根に施す防水方法のことをいいます。
陸屋根とは、傾斜のない平らな屋根のことで、マンションなどで多く採用されています。住宅でも多く用いられ、住宅の場合では、鉄筋コンクリート造の建物や鉄骨構造、れんが、ブロック構造の建物の屋根においてよく使われています。陸屋根では、建物の屋上となるもので、この屋上全体に、防水が施されます。
また、防水として、陸屋根の屋上では、雨水を排水するために、ルーフドレンという屋上排水口に流れ込むように勾配が付けられ、パラペットという低い壁で取り囲むようになっています。アスファルト防水は、アスファルトを合成繊維に含ませたルーフィングという防水シートを数枚重ねて防水層を作り、室内に水が漏れることを防ぎます。
なお、安価なシート防水がありますが、アスファルト防水よりも雨漏りしやすくなります。