相見積もりとは、複数の施工会社の見積もり金額を比較するために、応札する方法のことをいいます。
相見積もりでは、複数の施工会社に対して同じ図面を用いて見積りを行います。
なお見積書とは、建築工事費の積算を示した書類のことをいいます。注文住宅の見積もりの場合、工事費計算の根拠となる設計図作成の設計費用や設備、仕上げ表もあわせていうことがあります。見積もりなどを頼んだ初期段階では、おおよその間取りと仕様をもとに「概算見積書」が作成され、提示されます。そして、具体的な打ち合わせによる設計の詳細、工事費の明細で、詳細な費用が決まり、工事請負契約の前提となる「見積書」が作成されることになります。
また、建築工事費には、建物の費用となる本体工事費のほか、外構やインテリア、オプション設備などの附帯工事費、その他の諸費用がかかります。
そして、水道などが敷地から離れていると、引き込み工事に一定の費用が必要となります。これらについて見積もりが行われます。